緊急地震速報サイン音について
「サイン音」とは
緊急地震速報は、その伝達方法によって被害軽減に大きく役立つことが期待されています。リアルタイム地震情報利用協議会(REIC)の平成16、17年度の「緊急地震速報伝達方法(人向け)検討ワーキンググループ」において、緊急地震速報を短い時間で効果的に伝達する方法について検討を行いました。その結果、緊急地震速報の伝達手段のひとつとして「サイン音」の活用が非常に効果的であるとまとめられ、標準的なサイン音の製作を行いました。
ここでは、緊急地震速報を最大限に利活用される皆様に利用して頂くため、音源の提供を行っています。使用を希望される方は事務局までお問い合わせ下さい。
※国・地方自治体・学校等が、訓練等で利用する場合は、
利用料免除の特例がございますので、事務局までお問い合わせ下さい。
「サイン音」の役割について
「サイン音」とは、短いメロディや電子音によって、特定の行動や意味を、言葉ではなく音に置き換えることによって伝達するものです。緊急地震速報を人向けに伝達するためのサイン音は、学校や病院など主に屋内の既存放送設備や、屋内の専用端末・PCなどで鳴らすことによって、利用者が地震発生の旨を瞬時に気づくことを想定しています。サイン音によって地震発生の旨を知った後は、アナウンスやディスプレイの表示などより、その他必要な情報を取得することも可能です。
活用事例
(株)パトライト社内:館内放送での利用WMアイコン(WMV 3.6MB)
立川災害医療センター:手術室での利用WMアイコン(WMV 970KB)
(実際には職員も大きな揺れの中にいます。何ができて何をすべきなのか、行動マニュアル作成が重要です。)