Vol.73
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R E I C マ ガ ジ ン Vol.73
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017.10.5 ━━━━━
10月13日は「国際防災の日」です。9/1の「防災の日」や11/5の
「津波の日」に比べるとあまり認知されていないようです。
災害に対する備えを充実させ、災害の予防、被害減少を目指すために
国連が制定したものです。世界各地の災害を他人事にせず、
自らの備えに活かしていきたいものです。
本号では、(一財)DRIジャパン理事長 長瀬氏より、事業継続管理(BCM)
のご紹介をお届けいたします。
━━━ INDEX ━━━
[1] 会員トピック
一般財団法人DRIジャパン
理事長 長瀬 貫窿 氏
[2] REICニュース
1. 「防災推進国民大会2017」出展のご案内
2. 「GITA-JAPAN 第27回 コンファレンス」のご案内
[3] 断層トリップ
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[1] 会員トピック
一般財団法人DRIジャパン
理事長 長瀬 貫窿 氏
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●DRIジャパン(DRIJ)の紹介;
米国にあるDRIIは世界百か国以上に支部があり、一万五千人以上の
DRIプロ認定者が活躍しDRIJはその支部の一つです。
どのような災害に対しても備えと復旧力のある組織にするためのBCM
研修・専門家認証活動を行っています。研修は2.5日と3.5日コースが
あります。
世界で最も広く認められているBCMの専門家認定は、試験に合格後、
経験年数により認証が与えられます。
その他の事業として、企業が策定したBCMを評価する監査と助言/提案
サービス(REAP)があります。更に企業が参加しBCMに関する問題点等を
研究、情報交流をするBCレジリエンス研究会(BCRI)を行っています。
●BCMの目的は組織のサバイバル;
BCMとは、自然・人災等による災害により事業が中断した後、企業の必須
事業を目標とする時間内に復旧、再開し、事業を継続、サバイバルする
ことが目的です。
企業の最大目的は顧客価値のある製品やサービスを提供し、企業価値を
高め継続的に発展することです。一方数限りなくある社内・外からの脅威
により、事業が中断する事は取引先の事業プロセスを停止させ、また
多くの事業機会を失い、地域の雇用機会をも失い、加えて財務上への影響、
ステークホールダに大きな影響を与えます。
どのような災害が起きても復旧・再開し、組織の関係するグループ全体が、
サバイバルする為のBCM構築は、経営する上での礎であります。
これがBCMの根幹です。
DRIはこの実現のための活動をし、貢献していきます。
興味のある方は是非DRIJにご連絡ください。
■ホームページ■
https://dri-j.jimdo.com/
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[2] R E I C ニ ュ ー ス
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1. 「防災推進国民大会2017」出展のご案内
内閣府による「防災推進国民大会2017」が開催されます。
今年は11月に仙台で「世界防災フォーラム」「防災産業展in仙台」と
同時開催となり、大規模な総合防災イベントとなります。
皆様お誘い合わせのうえ、ぜひお運びください。
日 程 :平成29年11月26日(日) 、27日(月)
会 場 :仙台国際センター(宮城県仙台市青葉区青葉山)
<REICブース:展示ホール2F>
入 場 :無料(自由来場)
※詳細は、内閣府「ぼうさいこくたい」ホームページをご覧ください。
詳細はこちら
2. 「GITA-JAPAN 第28回 コンファレンス」のご案内
GITA-JAPAN主催の、「GITA-JAPAN 第28回 コンファレンス」が開催されます。
本年は、『G空間情報イノベーション』 ~宇宙からi-Construction・BIM/CIM・
IoT&AIまで~と題し、最新の情報をご提供いたします。
皆様お誘い合わせのうえ、ぜひお運びください。
日 程 : 11月9日(木)、10日(金)2日間
会 場 : 海運クラブ 2階ホール(東京都千代田区平河町2-6-4)
(東京メトロ半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」出口徒歩1分)
入 場 : 無料
※プログラム資料等の配布は、事前申し込み頂いた方に限ります。
事前受付・詳細はこちら
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[3] 断層トリップ
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日本には2千以上の活断層があると言われています。
断層のずれが地表に現れ、観察できるスポットが各地にあります。
そんな場所をご紹介いたします。
第3回:丹那断層
1930年に発生した北伊豆地震。伊豆半島には多くの活断層が
分布しており、丹那断層は伊豆半島北東部の三島と熱海の間にあります。
公園内には深さ2m程度地下観察室があり、丹那断層の地下断面を
観察できます。また少し足を延ばすと、「火雷神社」があり、この神社の
古い石段と鳥居跡に1mのずれが生じているのがはっきりとわかります。
住所:静岡県田方郡函南町畑字上乙越253-4
アクセス:JR東海道線「熱海駅」「函南駅」
伊豆箱根鉄道「大場駅」いずれからもタクシーで20分
http://izugeopark.org/maps/area-kannami/tannabonti/kan0301/
(伊豆半島ジオパークより)
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